自動車部品のロッド成形!高精度フォーミング加工の強みとは?
技術分類 | マルチフォーミング |
---|---|
材質 | ステンレス |
形状 | 板ばね |
業界 | 電機部品 |
ロット数 | 中ロット~大ロット |
自動車部品の製造において、ロッドの精密成形は欠かせない工程の一つ。
特にエンジンやサスペンション、電装系の部品には、高い強度と耐久性が求められる。
これを実現するために、フォーミング加工技術が活用されている。
◇ロッドのフォーミング加工とは?
ロッドとは、棒状の金属素材を指し、自動車部品ではリンクやピン、シャフトなどに使用される。
フォーミング加工を用いることで、削り出しでは難しい複雑な形状や曲げ加工が可能となり、
軽量かつ高強度な部品を効率的に製造できる。
◇加工設備の詳細
メカニカルフォーミングマシン(Bihler RM-35タイプ)
ワイヤーカット放電加工機(ソディック AQ325L)
画像寸法測定器(キーエンス IM-6225)
これらの設備により、φ0.6~2.0mmのワイヤーやロッド材の精密加工を実現。
◇特長
高精度な加工技術により、ロッドの寸法精度を維持
NC制御で安定した品質と高い生産効率を実現
切削を最小限に抑えたフォーミング加工でコスト削減
Bihler RM-35 のカスタマイズ仕様により、多様なロッド形状に対応
◇使用例
サスペンション部品(ロッドリンク、ピン)
電装部品(センサーマウント、コネクタ端子)
ブレーキ関連(アクチュエータロッド)
エンジン周辺(バルブロッド、シャフト)
◇加工方法
フォーミングマシンを使用し、プレス・曲げ・ツブシ加工を組み合わせて成形。
Bihler RM-35 を用いることで、多工程を一貫して行い、高精度なロッド加工が可能。
NC制御により、複雑な形状の加工にも対応。
◇取組み
最新設備を導入し、ロッド部品のさらなる精度向上を目指す。
品質管理には画像寸法測定器を活用し、厳しい精度要求にも対応。
また、顧客の要望に応じたカスタマイズ生産にも柔軟に対応。
◇まとめ
自動車部品のロッド成形には、フォーミング加工が最適。
精密な加工技術と高品質な生産体制により、信頼性の高いロッド部品を供給。
軽量化・高強度化が求められる自動車産業において、さらなる発展が期待される。
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